本校では、令和3年度から「リーダー・イン・ミー」に取り組んでいます。これは、フランクリン・コヴィー・エデュケーション・ジャパン株式会社が提供する学校文化創造プログラムで、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の実践化を目指すものです。

「7つの習慣」とは、

【第1の習慣】・・・自分で考えて自分で行動する=主体的である

【第2の習慣】・・・ゴールを決めてから始める=終わりを思い描くことから始める

【第3の習慣】・・・大事なことから今すぐに=最優先事項を優先する

【第4の習慣】・・・Win-Winを考える=みんながハッピーになる

【第5の習慣】・・・分かってあげてから分かってもらう=まず理解に徹し,そして理解される

【第6の習慣】・・・力を合わせる=シナジー(相乗効果)を創り出す

【第7の習慣】・・・自分を磨く=刃を研ぐ

これらの習慣は、リーダーとして必要なものの見方・考え方であり、このプログラムをとおして学んだことを日常生活の中で習慣化し、自分の力にしていくというものです。ここで言う「リーダー」とは、全体を統率する役割を担う立場だけを想定していません。自分自身を律することができる、つまり、自分自身の「リーダー」になること、それが「リーダー・イン・ミー」なのです。

この取組を通して、まずは自尊感情や自己肯定感・自己有用感を育み、自分に自信を付けたことでしだいに周りの友達も尊重し合える学級になるように優しさの輪を広げていきます。そして、こういう学級が増えていくことで学校全体が居心地のよい場所になれるようにしていくというのが、このプログラムを導入したねらいです。

これまでも、本校では同様の取組をしてきてはいますが、それらを「リーダー・イン・ミー」の視点でとらえ、教育活動を再構築していこうとしています。児童一人一人が健やかに成長できるよう、私たち教職員一同が心を一つにして取り組んでいきます。